フランソワ・ピノーさんはフランス人の大富豪。フォーブスの2019年富豪ランキングで3位にランクインしています。
でも、この人しらない・・と思い調べてみたところ、女性の好きなブランド品のコングロマリットの創始者でした!
こりゃ知らなきゃ損をする?とばかりにフランソワ・ピノーさんの資産やwiki風プロフィール、ワインに関するビジネスを調べてみました!
フランソワ・ピノーの資産とwiki風プロフィール
フランソワ・ピノー François Pinault
生年月日 1936年8月21日(2020年現在84才)
出身 フランス ブルターニュ
資産 297億ドル(約3億2050億円)
職業 ケリング創始者
子供 3人 フランソワ・アンリ・ピノー、ドミニク・ピノー、ローレンス・ピノー
(wikiより)
フランソワ・ピノーさんの資産は297億ドル(約3億2050億円)で、世界の富豪ランキングの30位にランクインしています。
フランソワ・ピノーさんが創業したケリングという高級ブランドのコングロマリットの傘下には、バレンシアアガ、ブシュロン、イヴ・サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、グッチなど名だたるブランドがあります。
フランソワ・ピノーさんは元々ファッションの業界でキャリアを積んだワケではありません。
フランソワ・ピノーさんはのお父さんは材木商を営んでいましたので木材商スタートです。
フランソワ・ピノーさんはフランスの田舎で育ち、16才の頃上級生に訛りや自分の家族の仕事をはやし立てられ退学してしまいます。
なんと中卒!そのままフランソワ・ピノーさんは父親の仕事を次ぎました。
フランソワ・ピノーさんは高校を中退した後の経歴は以下の通りです!
1963年 材木業をスタート
1992年 アルテミスを設立。
1988年 PPR上場
2005年 フランソワ・アンリ・ピノー氏がCEO(経営最高責任者)に
2007年 プーマ(スポーツメーカー)買収
2009年 化粧品事業を手放す
2011年 通信販売業を手放す
2013年 ケリングに商号を変更
1963年の木材業では材木の販売だけではなく多角的にビジネスの手を広げました。
1992年にアルテミスを設立。その後プランタン株の過半数を獲得します。
1988年に上場しています。この会社を流通小売業に特化して名前を「ピノー・プランタン・ルドゥート」PPR(Pinault-Printemps-Redoute)に変更し高級ブランド路線にシフトチェンジしました。
2003年には息子のフランソワ・アンリ・ピノー氏が経営の中心となり、2005年に息子のフランソワ・アンリ・ピノー氏がCEO(経営最高責任者)になります。
2013年にケリングに商号を変更し買収をした高級ブランドの成長およびグローバル展開を支援しています。

(wikiより)
ん?この話しどっかで聞いたことありますよね?
そう、LVMHのベルナール・アルノーさんの高級ブランドコングロマリッドを思い出します。フランソワ・ピノーさんが創業したケリングはLVMHの背中を追いかける二番手です。
フランソワ・ピノーさんも元からファッション業界にいたわけではなく、そもそもは木材業をしていてそこから経営を多角化→流通小売業→高級ブランドコングロマリッドという全く違う畑から経営の形を変えていったのです。
そういえば、ベルナール・アルノーさんも最初からファッション業界ではありませんでしたね。高級ブランドなどを扱うには商品に思い入れがありすぎないような、ビジネスマンが上手く扱える商品なのかもしれませんね。
私など平気でブランドの好き嫌いでひいきしてしまいそうですね。今はフランソワ・ピノーさんはケリングの経営の中心にはいませんが芸術が好きで美術館などを設立しています。